水瓶座の本質*これからの『冥王星@水瓶座』で一番大切なこと

風の時代&冥王星@水瓶座
2020年12月に、風の星座でのグレートコンジャンクションが起こり、2024年11月に冥王星が水瓶座に入って、今後200年続く「風の時代」と、今後2044年くらいまで続く「冥王星@水瓶座」の時代。が始まっています。

土地・物・階級などが大切だった「土の時代」とまったく雰囲気が変わり、「風の時代」は、情報・コミュニケーション・フラットな関係性や人間的な心が大切になります。
水瓶座の本質。山羊座との違い。
ところで。
横道12宮の11番目「水瓶座」の本質ってなんだと思いますか?
10番目の山羊座との根本的な違い。
水瓶座は、理知的・知的・理論的・科学的・未来志向・最先端の科学技術・ジェンダーレスで性的ではない・男女平等・改革者・天才・破壊者・人類愛や友愛を大切にする、オープンでフラットな関係を好む、個人。
など言われます。
山羊座は、伝統的・官能的・芸術的・階級を好む・土地など物質的なものを好む・支配と被支配の関係・男は男らしく、女は女らしく、型にハマってお行儀よく振る舞うことを好む、集団。
ずいぶん違いますね。180度正反対と言ってもいいくらいです。

冥王星@山羊座の時代は、約200年間続いてきた「土の時代」の最後の16年間でしたから、「これまで通り、型や伝統を守り、男は男らしく女は女らしく、決められた仕事をし、上司には素直に従い、上に立ったものが絶対的に偉かった。」時代。そういう社会の雰囲気や集団無意識が極限まで大きくなった。
奪っても、支配しても、それが許された時代です。
パワハラやセクハラ、人権侵害や、上のものが下のものを奪い取って自分のものにする。そういうことまでもが許され、偉くなれば偉くなるほど、階層を上がれば上がるほど、富も知識もだるま式に膨れ上がり、ある意味、なんでもすることが許された時代でした。(すでに過去形です)
一方、これから200年続く「風の時代」の先頭バッターに立つ「冥王星@水瓶座」の時代。
水瓶座の性質は上記のようにいろいろありますが、その『本質』は。。
水瓶座は1年のいつ?正反対の星座は?
その前に、まず、水瓶座生まれ。は『いつ』だかご存知でしょうか?
1月の終わりから、2月の終わりの1ヶ月間です。真冬。
1年で最も日が短いのは、冬至の12月末ですが、1年で最も寒いのは、1月から2月の水瓶座の時期。
太陽の光のエネルギーや熱が最も小さくなって、一番寒くなる時です。
わかりやすくするために対比すると、水瓶座の反対180度に位置するのは、獅子座。7月末から8月末まで。この時期は、夏至の後、太陽の光や熱のエネルギーが最大限になっている時期です。
水瓶座と獅子座は、時期的にも、季節的にも、性質も、180度異なります。
西洋占星術では、太陽は、『自我』『エゴ』『自分自身』を表す星座です。
獅子座生まれの人たちは、太陽の輝く真夏の生まれで、女王や王のように堂々と立派に振る舞い、自信満々だとも言われます。『自我』『エゴ』が強いのです。光り輝いている。
では、その反対の水瓶座は?
「自己主張のできない惨めな人」ではまったくありませんので、念の為、お間違い無いように(笑)。
水瓶座は、自我がないわけではまったくない。
むしろ、水瓶座は、獅子座と同様、大変に自我が強く、自分軸で自立し、自分で考えて行動する星座です。
ということです。
つまり、客観的であり、自分さえ良ければという『エゴを鎮め』て、『全体の調和』のために動ける。。
『自分のエゴの強さ』を、『自分のエゴのためだけに使わない』ことができる、大人の星座です。
冥王星@山羊座&土の時代に、エゴを自分のためだけに使い、階層を上がること、たくさん持って、支配し、奪うことを当たり前のように行なって成功した方々には、かなり理解しづらい性質で、こちらに移行するのは、なかなか骨が折れるかもしれませんし、新しい時代に、移行し損ねる可能性もあるでしょう。
タロットでは、Serviteur du Monde と習いましたが、『人や社会や世界に奉仕する人』。
もちろん、水瓶座生まれの人が、すべてそういう人だと言っているのではありませんので、お間違いのないようになさってください。すべてを一緒にするのが、そもそも水瓶座ではありません。人によって違います。
時代の雰囲気、水瓶座にいる冥王星が作り出す社会の雰囲気、人々の無意識が、水瓶座っぽくなるということです。
そういう人たちが、時代の中心になる。
冥王星@水瓶座の時代、大切にしなければ生き残れないこと
すでに始まっている、冥王星@水瓶座の20年間。
これまでの冥王星@山羊座の時代のように、『自分がトップに立つ』『階級を登って、物質的社会的利益を独り占めする』『トップから下々を見下す、命令してふんそりかえる』『下々のものを奪い取っていく』という、『自分さえ良ければそれでいいエゴ』は、完全に通用しなくなります。
これまで成功されてきた方は、今まで通りのようなことをしていると、時代の風に乗り遅れ、次第に消えていくでしょう。
逆に、これまでうまくいかなかった方々には、大きなチャンスが巡ってくる可能性が大きくなります。

冥王星@水瓶座の時代に大切なことは、『独り占めしない』『分かち合う』『奉仕する』『自分が一番と思わない。平等に考える』『奪わない』ということです。
まだまだ、「冥王星@山羊座の時代のように、「これは勝手に与えてくれて都合がいいわ(笑)こいつはアホか。」と、奪い、感謝もせず、独り占めにして悦に入っている人たち』が大勢いるように見えます。
そのままでは、遅かれ早かれ潰れるでしょう。時代の空気が、もうそれを許さない。
自分が良ければ良い。人から奪っても平気でいる。自分のために人を使う。人の情報や心を奪って自分のものにし、感謝もしない、対価も払わない。無視し続ける暴君は、どんどん時代の波に飲まれて、消えていくでしょう。陰でずるいことを続ける人も消えるでしょう。水瓶座は、公正な星座でもあります。
もう消えていった方々も、だいぶいらっしゃいますね(笑)。
でも、まだ、時代の風が本格的に吹き荒れるのは「これから」です。
水瓶座とは何か。
よく考えて、時代にあった行動をとることを強くお勧めします。
次の満月13日に『何か』が満ち、月が欠けるとともに、また『何か』が消えていくでしょう。
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