プラスチックのストローはダメだと思うな。人類の知恵はどこまで…
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トランプ大統領が、紙のストローをやめて、プラスチックに戻すように、大統領令を出したらしい。
これは賛成できないなぁ。
遺棄されたプラスチック製品が自然の中で粉砕され、マイクロプラスチックが海や河川という『水』の中に流れ出て、それを海洋生物が食べている。海と海洋生物が汚染されているだけでなく、マイクロプラスチックを含んだ生物や水を、私たち人間がすでに摂取しており、『人の身体からもマイクロプラスチックが発見されている』。というニュースが流れています。
これはダメだと思うなぁ。。
環境を汚染すると、自分(人間)に返ってくる。
カルマが返ってくるように。
中学生の頃、好きでよく読んだ星新一さんの短編にも、こんな内容の話があった。
”大きくて深い謎の穴があった。
最初にそれを見付けた人が、穴に向かって「おーい」とかなんとか叫んでみたけれど、こだまさえ帰ってこない。人はその穴を便利に思って、ゴミを捨て始めた。何を捨てても、落ちていく音が聞こえただけ。相当深そうな穴だ。人は、あらゆる不要な、手に負えないゴミを捨てた。
穴は、静かにすべてを飲み込んで黙ってそこに存在していた。
そんな毎日が続いた、ある日のこと。
空から、突然、「おーい」という声が落ちてきた……。”
さあ、これから、一体『何が』落ちてくるのか。『自分たちの頭の上から』。
という話を思い出します。
これ、完全にSF仕立ての『カルマが返る』話だと思う。
私のブログをハッキングして勝手に読んでいる人たちも、よくよく気をつけましょう。そのうち、自分がやっていることが、頭の上から返ってくる。私のことを『何をやっても大丈夫な都合のいい、黙っている便利な穴』と思ってません?(笑)
フランスでは、マクロン大統領がAIアクションサミットで、「フランスは原子力発電があるので、米国のように化石燃料を掘る必要がない。クリーンだ。」と言っているそうです。
確かに。
だけど、原子力って、原子力廃棄物の処理をどうするのでしょう。
私、『放射性物質の半減期』を習った中学生の頃から疑問に思っています。半減するのに、何万年、何十万年。かかる。「こんなもの使って、大人たちは頭がいいのか悪いのか。。」と思いました。
これ、人類が扱えるものなのかなぁ。。
特に、日本は地震が多くて、地中に埋めても地震でどうなるかわからない。かえって危険(笑)。現在、地下で破裂した50年前(?)に作った下水管ですら手に負えずに困っているのに。
北欧の方は、地下深くに巨大な「核廃棄燃料貯蔵庫」を作って埋めてしまうらしいけれど、長い年月で考えたら『大陸は動く』。
昔は、地球上には、パンゲア大陸が一つだった。それが分裂して、移動していった。インドは、ユーラシア大陸にぶつかった。イタリアも、ヨーロッパ大陸にぶつかって、繋がったんじゃなかったでしょうか。
『大地は動く』。
その時、『地下に埋めた核廃棄物がどうなるか』。
大地が動く時、人類はもう絶滅していないだろうから、そんなことどうでもいいのかしらん。。
現人類が出現する前に、『誰か』が埋めた危険なものが出てきても、文句言えないよね。
『誰か』が捨てた「おーい」が、空から落ちてきたり、地面から出てくるかも。シベリアの永久凍土や、南極の氷が溶けて、何が出てくるかわからない。危険なウィルス。。とか。ひょっとしたら、『いいもの』かもしれないけどね。
と、SFのようなことを考えてしまいます。
人類って、とても素晴らしいけれど、やっぱりとっても愚かよね。
やっぱり「グズグズせずに、早く星に帰ろう。」って思うわ(笑)。
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