国際女性の日。そして、「愛の讃歌」、身近な愛

今日3月8日は、国連が定めた国際女性の日。
「女性の地位向上、女性差別の払拭等を目指す国際的な連帯と統一行動の日」(Wikipedia より引用)です。テーマカラーは、ミモザの黄色。
この「国際女性の日」は、私が長い間、とても大切にしてきた日なのですが、実は、もうあまり関心がなくなってきているという今日この頃。。
20年前、、とは言わないけれど、17、8年前くらいは、とても強い関心を持っていました。
帰国してから、女性に対する男性たちの態度、女性自身の自分たちに対する考え方。に、大きな違和感を持って「戦って」きましたし、それをほとんど誰にも理解されず、とても孤独でした。
10年くらい前に書いたブログにも、力を入れて「国際女性の日」の記事を書きました。
でも、もうなんかね。
「イデオロギー」はどうでもいいわ〜。とか思ってしまう、今日この頃。
ちなみに、国際女性デーは、第一次世界大戦中のロシアから始まったそうです。フランスでも左の社会党ミッテラン大統領の時に認められたらしい。
こう感じるのは、単に、私が、最近何度も書くけれど(笑)「還暦」が近くなって、社会で活躍する現役世代の女性たちの範疇から出始めた。からかもしれないし、これまでの「戦いの成果」を、あくまで個人レベルでですが、感じ取っているからかもしれません。
それとも、単に疲れただけ?(笑)
とはいえ、現状、日本の世界での女性の地位は、120位とかくらい。前後に並ぶのは、アフリカやイスラム教の国ばかり。日本はG7だけど、それは「経済だけ」「男性たちのビジネスの世界だけ」のことだと思うので、まだまだ、いろんな啓発活動が必要なんだと思います。
おばさん(いえ、マダム。笑)は、かなり疲れましたが(笑)
次の世代の方々に譲りたいです。少し楽にやっていきたい(笑)
ここで突然、話が変わりますが、今日、新聞の折込に大阪万博の案内が入っていて、万博に全然関心を持っていなかったので、「フランス館はどんな感じ?」と見てみたら、
フランス館のテーマは「愛の讃歌」でした。
いうまでもない、エディット・ピアフの名曲 Hymne à l’amour の日本語訳。

これを見て、「あ〜〜、やっぱりフランス♡」と思って、気持ちがとても楽になりました(笑)。
理性はとても大切だけど、屁理屈じゃないのよ♡
抽象論ではなく、偶像化されたアイドルとか、教祖でもなく、「目の前の触れ合える人たちとの愛」が一番でしょ。と私は思います。

もちろん、愛の国フランスだって、すべての愛がうまくいっているわけではなく、むしろ、愛でこんがらがっている人たちがたくさんいるようです。タロットスクールの授業中、先生曰く、「la maladie d’amour(愛の病)は、フランスの国民病。」だそうです。
昔、缶コーヒーのCMで、日本代表の元監督だったフランス人のトルシエ氏が、「日本に足りないのは、ヨーロッパのコクと深み!!」と叫んでいて、「まさしくそう!」と思ったのですが、今、
「日本に足りないのは、目の前の身近な触れ合える愛!」と私は言いたい。
もうだいぶ前のブログで、私自身のことを「愛の伝道師」とか書いたことがあったけど(笑、よくこんなこと書いたね)、本当にそんな気分です。屁理屈こねるより、笑ってばかりで誤魔化すより、自分と、目の前の人を愛しなさい!妻とか夫とか、子供たちとか。って思うわ〜。
とはいうものの、世界でも日本でも、女性や女子の置かれている現状は、男性や男子とはまったく違うものなので、女性と女子の地位向上、可能性の発掘、差別撤廃などは、考えて行動していく必要があるでしょう。
それさえも、「愛」があれば、自ずとわかるし、変わることじゃないか。とは思うんですけどね〜。
ちなみに、「国際男性デー」は、11月19日だそうです。こっちも同じくらい大切よね。
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