鳥の声を聴け♡

鶯の鳴き声の話を書きましたので、「鳥の声」について。

NHKの大河ドラマ「宮本武蔵」で、当時の市川海老蔵さんが演じる武蔵に、武芸を教える大家が、
「鳥の声を聴け。」
と言ったのがとても印象的で、今でも記憶に残っています。
10代の終わり、吉川英治の「宮本武蔵」全7巻が愛読書でしたが、こんな場面あったかな?やっぱり10代終わり、NHK水曜時代劇の「宮本武蔵」で、役所広司さんが演じた武蔵でもなかったような気がしますが、記憶は曖昧です。
海老蔵版武蔵での演出なのかもしれません。
役所さんの武蔵は、丁度、吉川英治の原作を読み終えた後だったので、TVにかじり付いて見ていました。これ以降、役所さん、浪人役が多かったですよね。宝くじのCMまで!
話は戻って、「鳥の声を聴け」。
海老蔵さんの演じる若き武蔵に、誰だったか武芸の大家が、「鳥の声が聴こえないようでは武芸は上達しない」「自分の中だけに籠るな。周囲をよく見て聴け」という話だったと思います。
これ、本当にその通りだと思います。
夢中になって我を忘れてしまうと、外の音や香りや風や、光や、人の声や……。「世界」を忘れてしまうんですよね。
こういう状態ではいけない。
自分に集中し、かつ、ちゃんと外のこともわかっているべし。
これは、山羊座の学びを終えた、水瓶座では?

昔々通っていた、本格インドヨガ教室でも、アーサナ(ポーズ)に取り組んでいる最中、先生が「自分に集中するだけじゃダメなんですよ。ちゃんと周囲が聞こえてないといけませんよ〜。」とおっしゃっていたことも思い出します。
内にも外にも、ちゃんと意識を集中していないと♡
南フランスのタロット教室では、Langue des oiseaux の話を聞きました。「鳥たちの言葉」。(以下リンクはウィキペディアに飛びます。英語です)
このWikipediaのLangue des oiseauxの項目には、英語もフランス語もありますが、日本語はありません。文化的に違うんでしょうね。
でも。
結局、どこの国でも、何をやっても、一緒なのよね。
鳥の声を聴け♡
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