前に進むため、高く飛ぶため、過去の深い闇を見つめて癒す

昨日、この記事(下リンク)に書きましたが、

『過去の闇を見ないものは、過去の闇に足を取られる。』

個人レベルだけの話ではなく、家族や地域、集団・企業、国レベルなど、もっと大きいところでも同じだと思います。

自分の過去の暗い想い、思い出したくない出来事。忘れたいこと。なかったことにしたいこと。を、

本当に無かったことにして無視し、蓋をして前に進むと、必ず、どこかで、蓋をした下で激しく増殖したものが爆発する時がきます。

少しずつ、ダラダラ闇がはみ出して、いつまでたっても治らないかもしれないし、ある時、突然大爆発して、自分や周囲や環境を破壊してしまうかもしれない。

だから、『暗い部分』を無視し続けては、決していけない。

子供の頃見たCMで、いまだに覚えているものがあります。もう55年くらい前?のものかもしれません。トイレのお掃除用洗剤だったと思うんですけど、

♪ 臭い匂いは元から断たなきゃダメ!

って。

これ、私のライフワークだから、このCM覚えてんのかしらん?って思うくらいです(笑)。

WW2と太平洋戦争を始めた側なので、ドイツと日本がなんか苦手。と書きました。

でも、ドイツは戦後、WW2での行いを深く反省して、それを周辺国にも行動で示し、ヨーロッパの国々はドイツの反省している様子を深く認め、今や、EUの大黒柱の一国です。

例えば、攻め込まれた側のフランスとの歴史観の違いも、擦り合わせて修正しています。

フランスに Arte というテレビ局があって、かなり真面目な番組を放送しているのですが、このArte は、独仏共同制作局で、独仏の歴史観を擦り合わせ、お互いに納得できる内容の番組だけ放送しているそうです。

なんかすごいよね〜。

日本で、中国や韓国、北朝鮮、東南アジアの国やオーストラリアとか、太平洋戦争で日本が攻め入った国々と、歴史観を擦り合わせて、同じ歴史を共有している。っていうこと。

それを、ドイツはちゃんとやってきた。戦後80年で。

でも、日本。。

なんか、無視しっぱなしだったのでは??あの戦争について。。

これは正しい戦争だった。日本は神国だ。ってずっと言い続けていませんでした?保守の政治家の皆さん。。。戦争は、どんなものでも、正しくないと思うよ。私は。究極の暴力と破壊。

自分たちの過去、戦争を始めたという過去、を闇の中に葬ったままだったから、『過去の闇に足を引っ張られて』しまい、とりわけバブルの後あたりから、経済が停滞し、停滞どころではなく、社会に闇が溜まりに溜まって、もはや社会や心が下降している。。ような気がします。「私は」。

そんな闇の中から「日本は神国!海外勢力を排除せよ!」というカルトが出てきて、それにマスコミの偉い人たちが乗っかってしまい、とても危ない状況になっていたのでは?

猛省を促したいです。マスコミや大学の偉い方たち。

『自分の闇は、現在のものも過去のものも、ちゃんと見つめて、整理する』

でなければ、どこまでも遠く、高く行こうと張り切って努力している最中に、突然、後ろの闇から足を引っ張られて倒れる。
もう、どうやっても前に進めなくなる。

個人でも、家族でも、学校や企業や団体、国でも。

自分たちの闇を無視しすぎた日本と日本人。なんじゃないかなぁ。。

そんな闇から、自分のことを『光』『神』などと考える人たちまで出てきて、さらに闇をばら撒いて、闇を濃く深くしていったように感じています。

自らの闇を見て、闇を整理する。

最近、大企業や芸能界でも、いろんな「闇」が炙り出され、もう、「闇を正面から見つめて」解決するしかないところまで来ているように思います。

あらゆるところで、「闇の大掃除!!」

その後、思い切り、すっきりと身軽になって、前に、未来に進みましょう♡

今、『闇を見つめて整理するのに、とても良い時期』です。

月は欠け続けています。29日(土)は、新月で、日蝕。

海王星は魚座のぎりぎり最後29度。

魚座の最後に広がる大海原に、すべての闇を流すくらいのつもりで、この時間を『あなたと身近な関係性や場所に潜む』『深い深い、真っ黒な闇』を、見つめて整理する、とてもいい時期だと思います。

太陽@水瓶座。フランス滞在中にマルセイユ・タロットを学ぶ。”心と魂の錬金術” をモットーに、明るく軽やかな心と魂で生きる大人のライフスタイルを提案。マルセイユ版タロット、占星術、心理学、禅などがベース。

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