パリ・ノートルダム大聖堂の復興。と週末のあれこれ

週末の「星回り」

この前の週末は、”何か” が変わっていくんじゃないかなぁ…。と感じていました。

というのは、

という、ちょっと面白い星回りだったからです。

そして、実際、いろんなこと！が起こりました。

 

週末の世界情勢

• 韓国では、少し前に「非常戒厳」が起こり、週末もバタバタしていました
• ６、7日、「個人的に」色々吹っ切れてスッキリし
• フランス時間7日夜は、パリのノートルダム大聖堂復興のセレモニーが行われ
• 翌8日には、シリアの政権が、突如、倒れました。

 

7日に水瓶座に移動した、愛と美と豊かさ＆女性性の「金星」 は、水瓶座で待ち構えていた冥王星とコンジャンクション。これは深い。。戦い＆男性性の「火星」が逆行を始め、今世界で起こっている紛争や戦争の行方が変わりそうな星回り。8日の海王星順行は、これまで滞っていた、癒し・救い・宗教が、まっすぐ進み始める。。

なんだか、ピッタリだったような…　気がします。

素晴らしい宇宙の采配。

 

パリ・ノートルダム大聖堂の火災

燃え落ちた貴婦人

2019年4月15日。パリのノートルダム大聖堂で、原因不明の火事が発生。12世紀に建造された聖堂は、石造ですが、上部は木組みでできており、その木造部分や「尖塔」が、焼け落ちてしまいました。

私は、日本時間の16日朝、勤務先に向かう電車の中で、焼け落ちるノートルダムの映像を見続けていました。職場に着いて、パリ出身のフランス人に「知ってる？」と聞いたところ、彼女はまだニュースを聞いておらず、映像を見せると愕然として言葉を失っていました。

私の人生の変化

あれから5年半。

私の個人的なところでも、いろんなことがありました。2019年頃は、「もう通訳はできないな。」と、それまでの方向性を完全に諦めた頃でもあり、この後、コロナ禍で活動が制限され、”それまでいた世界” = 錨を下して安定しようとしていた世界が遠ざかっていくのを感じました。

さらに、”不思議な世界” に入り込んで、”戦い” が勃発。。（またもや真剣に死ぬかと思った…。）

2019年以降、それまでの世界から、完全に新しい世界に変化していくような、夜明け直前の「真っ暗なトンネル」を潜り抜けているような時間が流れていました。

 

ノートルダムの復興と私の奮闘

最近、ようやくそんな真っ暗なトンネルから抜け出て、光が差し始めたと感じていたのですが、そんな時、フランスメディアから、ノートルダム大聖堂の復興のニュースが飛び込んできました。

もう、すっかり忘れていた。。

あの日、ノートルダム大聖堂が火災で焼け落ち、でも、消防士たちの必死の活動で、歴史的な遺産はなんとか守られ、この5年半、それを修復する人たちがいて、莫大な修復予算に寄付をする人たちが世界中にいて、修復が進み、12月7日に、復興のセレモニー。8日に一般公開。

この流れが、私の5年間の奮闘と闘い、苦しみと癒し、と重なっているように感じました。

私にとっても苦しい5年間でした。

 

Résurrection 復興

私が南フランスで学んだマルセイユ・タロットでは、résurrection  という考え方がとても重要です。

”炎の中で焼け落ちて灰になり、その自分の灰の中から、再び生まれ変わる（résurrection ）フェニックス” 

résurrection は、「復活」「復興」「修復」という意味。日本の地震や災害からの復興にも使えそうです。ちょっとカトリックなヨーロッパ的な感じになりますが。。（笑）

この résurrection、最初が大文字で Résurrection になると、『イエスの復活』の意味です。

ノートルダム大聖堂は、Résurrection し、一旦燃え落ちてしまった私の心と魂と人生も、再建・復興したような感覚さえしていたこの週末でした。

 

ノートルダムと女性性

カトリックで12月8日は、聖母マリアの無原罪の御宿り。
ノートルダム（Notre Dame=聖母マリア）の復活にふさわしい日でしたねぇ…。

う〜〜ん、これを機に、世界の女性性も、復活してほしいなぁ。。

このところフランスでもアラブ圏でも、女性と女性性に関する事件や出来事がたくさん報道されていて、女性性が癒やされて復活していく象徴のように思ったりします。

日本でも、色々ありますしね。

女性と、女性性（「女性にも」「男性にも」「誰にも」あるもの）が、もっと強く豊かになると、世の中、いい方向に変わるんじゃないかなぁ〜〜。と考えてるVerseau です。