「冥王星＠水瓶座」の時代の風。 見誤ると失敗する＠山羊座との違い
【はじめに】「時代の風の向き」が違う
2024年11月20日から約20年続く冥王星＠水瓶座では、これまでとは「時代の風」が変わる。
それなら、新しく吹いてくる風に乗り変えればいいだけ。と思うかもしれませんが、気をつけた方がいいことがあります。
冥王星＠水瓶座では、＠山羊座とは、「時代の風の向き」が「真逆」くらい違うのです。
「冥王星＠水瓶座の時代の風に乗る」とはどういうことなのか？ これまでの、冥王星＠山羊座の風 との違いを説明します。
「冥王星＠山羊座」の風
周囲に合わせる、物が大切な時代
土の時代の「冥王星＠山羊座」は、集団・組織、階級・上下関係、規律、物・お金、伝統、権威的な父性（男性性）etc,.が大切でした。
これまでのやり方を守る。規則通りに、偉い人たちの言うことを聞いて、その通りに動き、階級を上る。
モノやお金、土地、学歴や家柄、社会位的地位、ブランド品を持っているか、高級住宅地に住んでいるか。外見が美しいか。が重要視されました。男性が女性より偉いのも当たり前。
一時、「忖度まんじゅう」が話題になりましたが、偉い人に忖度してご機嫌を伺い、自分の立場を守ったり、自分が浮いていないか「周りの空気を読む」ことも大切でした。
- お友達の間で何が流行っているか。
- 取引先は何が好きで、ママ友の間ではどう振る舞うのか。
- 東京やパリ、ロス、ソウルで何が流行っているか。
- ネット上、SNSで、何がバズっているのか。etc,.
自分が属している会社や学校、地域など、「集団」のムードや好み、世の中の流行を敏感に感じ取り、それに乗っていくのが、土の時代の「冥王星＠山羊座の風に乗る」こと。
アンテナを「外に」向けて高く上げて、時代の感性や流行に乗る。
「冥王星＠水瓶座」の風
徹底的に自分軸、物より気持ち
「冥王星＠水瓶座」は、根本的に違います。ベクトルが真逆です。
風の水瓶座は、徹底的に「自分軸」。
周囲は気にしない。人は人。私は私。
誰か偉い人・社会・集団にただついて行って、同じように考え行動するのでなく、「自分が」「何を感じ、どう考えているか」「どう行動するか」が大切。
個性的というより、「いつも自分自身でいる」。
思ってもいないことをして人に合わせなくていい。合わせないほうがいい。
違う人たちが集まって、違うをうまく調整し、和にする。
「それぞれがいいと感じ、思うこと」を追求するのが、これからの「冥王星＠水瓶座時代の風に乗る」方法。
でも、周りを見ないと「独りよがり」になったり、どんどん孤立して「変な人」「時代遅れ」にならない？
そうよね。そう考えるのは良くわかる。
「冥王星＠山羊座」の価値観では、これは「不安で危険になるやり方」よね。
けれど、これからはこっちの方がいい。こっちじゃないと時代に取り残されます。
独りよがりになる？
「水瓶座」は、自分の周囲や世間、社会や世界を「見ないのではない」のです。
ちゃんと見ている。見すぎるくらい（笑）。
「水瓶座」は、「山羊座をマスターした後に経験」する星座。
「冥王星＠水瓶座の時代」にも、
- 外の世界はどうなっているのか。
- 何が流行っていて、良くて悪くて、時代はどう動いているか。
と、アンテナを「外」に向けて高く上げ、現状を冷静に観察・分析することは必要で、とても大切。
でも、周囲をよく観察すること。集団に馴染むこと。は、冥王星＠山羊座にすでに経験し、マスターしているはず。
う〜ん。それ、同じことではないの？ これまで通りか、それ以上に周りを気にしなさいってことでしょう？
そうじゃないんですよ。これから説明しますね。
「外側」を手がかり・手本にし、「内側」を見つめる
外の世界、周囲や集団、社会や世界を全く見ず、自分だけの世界に没入すると、どんどんズレていって「おかしな人」「ズレた人」になります。
これは危険な状態。
たしかに、「水瓶座の性質」が悪い方向に出ると、奇人、変人、孤立です。
一方、「水瓶座の良い性質」は、外の世界をよく見て観察し、外を基準にして、どんどん自分の内側を掘り下げ「自分だけのベスト」を探すことです。
この「良い性質」を伸ばしていく。こういう「時代の空気」を大きくしていくと、楽しい自分＆良い時代になります。
どんな星座にも、「良い性質」と「良くない（悪い）性質」があります。
どの星座の人も、「良いところを伸ばし」「良くないところは小さくする」のが、いい人生を送る秘訣。
「水瓶座」の場合、奇人・変人ではなく「自分らしさ・個性」。孤立ではなく「自主独立」が良い性質です。
自分の周りで起こっていることを冷静に観察。
友達は何が好きなのか。会社や学校、街中で何が流行って面白そうなのか。社会や国はどう動いているのか。
その後で、じゃあ、「私は」どうする？何がしたい？と、
「内に向けてアンテナを立て」考えるのです。
例1.：「冥王星＠山羊座」の場合
たとえば、お友達が赤いバッグを持っていて、「素敵♡」と思ったとします。
表参道や銀座でも見かけるし、パリやソウルの街角でも、赤いバッグを持つ人が増えているとSNSや雑誌が取り上げている。
あなたも、友達が持っていたのと同じ様な赤いバッグを買い、友達もみんな似た様なバッグを買って、「みんなで同じ。やっぱりこれよね。」と安心する。TVや雑誌、SNS上でもどんどん取り上げられ、赤いバッグで世の中が埋め尽くされる。
赤いバッグを持っていないのは、もう人ではない。という程の勢いになる。
例2.：「冥王星＠水瓶座」の場合。
お友達が、素敵な赤いバッグを持っていた。彼女にとても似合っていてすごく素敵。街中でも赤いバッグを持つ人が目立つし、SNSでもたくさん見かける。
だけど。
「私は」、普段赤は使わないし、似合わない。好みでもない。
みんなが持っているものは、つまらない。
ハンドバッグより、両手が空くリュックや肩掛けのあるバッグが好き。彼女の持っていた赤いバッグのブランドに、緑のリュックがある。緑は好きだし、これにしようかな？その前に、他でも緑のリュックを探そう。
あれ、こんな不思議な玉虫色に輝く素材があるんだ。。
あなたは、初めて名前を聞いたブランドの「玉虫色に光り輝くリュック」を買う。
お友達は、「何それ？そんなの見たこともないし、誰も持ってないよ。」とは言わない。←これは冥王星＠山羊座・土の時代の典型的パターン
「玉虫色のリュック、初めて見た。あなたに似合って素敵♡ 」と言い、赤いバッグの彼女と、玉虫色に輝くリュックのあなたは、仲良く街へ出かける。
あるいは。
「そもそも、今、カバンやバッグを欲しくないし、必要もない」と思って、何も買わない。（笑）
わかりますよね、「時代の雰囲気」の違い。
確かに！全然違う！
周囲の流行や考えに、簡単に乗っていかない。周囲の好みはちゃんと把握する。尊重する。
でも、「私は」何が好きで、「私には」何が似合っているのかを考える。
それが「風と水瓶座」です。
【まとめ】「時代の風」は、「私は」どうなのか
これまでは、みんなと同じ様にすること。周囲から浮かないことが大切でした。
みんながやっていることを敏感に感じ取り、同じ流れに乗り、流れを大きくしていくことがいいことで、そうする人がもてはやされました。
これからは、自分の外側をよく見ながら、「自分は何がしたいのか？」「私には何が一番か？」を考えて「自分軸で」行動する。
「冥王星＠風の水瓶座」では、
⚪︎「世界に吹く風」に乗るのではなく、
⚪︎「自分の内に吹く風」をつかんで、その大きな流れに乗っていく。
どこまで遠くに行っても構わない。
どれだけ周囲と違っていても気にしない。
水瓶座は、「世間の常識から離れれば離れるほど」「個性的で面白い」と考える星座だから。
「時代の空気」がそうなる。
ただし。
これまで経験しマスターした、山羊座の「常識的な世の中の基準」「みんなの当たり前」を忘れずに。これを忘れると、単なる、勘違いした変人・奇人です（笑）。
「自分の風に乗って」「どこまでも」「自由に」いきましょう！
それが可能な時代です。
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