「冥王星@水瓶座」に移動*冥王星の位置による人生の変化
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ついに冥王星が@水瓶座へ
先日11月20日の朝、ついに冥王星が水瓶座に移動しました。
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長年、この移動を待ち侘びていた私。
「これから」、私が私らしく生きていけるだろうと期待しています♡
とはいえ、日常はあくまで淡々と。
過去と現在と未来は地続きで、冥王星が動いても、ワープして別の世界に行くわけじゃない。これまでの経験、積み上げてきたことが、これからどうなるか。
冥王星は、動きが超スローなので、変化はすぐにはわからない。でも、じわ〜〜っと深いところで、または、ある日突然、強烈な働きをして、いろんなことを変えていくでしょう。
「冥王星の移動による」人生の変化
「私は」ですが、冥王星が移動するたび、人生の雰囲気が大きく変化 します。
不思議というか、その変化が本当に見事なのですが、これが、冥王星が引き起こす、無意識領域や世の空気感の変化でしょう。
2008年「冥王星@山羊座へ移動」で、「強制」帰国
前回2008年の「冥王星@山羊座」への移動では、
冥王星の圧倒的な強制力をまじまじと感じました。
当時私は、ヨーロッパにいました。
留学していたフランスで仕事を見つけようとしたのですが、全く見つからない。そこへ、翻訳アルバイトをしていたタロットスクールから、「今すぐ来てほしい。」と仕事の打診が。
場所は、なんとポルトガル。
言葉がわからないので不安を感じたものの、渡仏の目的は、仏日の翻訳・通訳者になること。または、フランスで仕事を見つけ、定住できれば。と思っていたので、「場所がポルトガルになっただけ!」と、話に乗りました。
人間関係が大変だったけど、住居は英国人が多い海辺のリゾート。目の前が海。毎日ビーチに通って、泳いだり甲羅干ししたり、散歩したり。これはとても良かったです。楽しめました。
けれど。
その年2008年9月15日。リーマン・ブラザースが破綻。
「一旦、帰国して待機してほしい。」と言われて帰国したら、そのまま日本に居続けることになりました。冥王星の移動で、ヨーロッパ滞在が、あっけなく強制終了(笑)。
「冥王星@山羊座」のとってもジャパニーズな私
帰国後、それまであまり関心のなかった「日本の伝統文化」に興味が出て、「私は日本人だ。という意識」が強くなりました。
地元で、突然声をかけられ、「京都・八坂神社参拝を勧められる」という不思議な出来事が起こり、毎月一日に御神酒を持って八坂神社に参拝を12年間続けました。
その間、京都の街歩きをし、神社やお寺に参拝し、座禅を組み、家の神棚の前で祝詞を奏上する。など、超ジャパニーズなマイブームが来ました。
以前の私からすると、全く考えられない変化。
日本文化より、海外・西洋文化が好みで、歴史は世界史。なんでも西洋風がいいいう私が、お菓子は、洋菓子から和菓子へ。美術も、せっかく日本にいるから日本美術という気持ちに。
「祖国や伝統を象徴する山羊座」っぽい毎日でした。
「冥王星の場所」で、人生が変わる私の例
以上が、「冥王星@山羊座」の私ですが、その前は…。さかのぼって書いていきます。
「冥王星@射手座」
冥王星@射手座の時代(大体1995年〜2008年)は、
長い間ぐずぐずしていた体調不良が良くなって働き始め、フランス語を再開して語学学校に通学。留学を決意して、仏の大学入学に必須資格の勉強をし、資格を得、お金を貯め、フランスへ出発。水を得た魚のような生活。
という、外向きな毎日。活発な行動。海外。高等教育。は、まさしく射手座の要素。
「冥王星@蠍座」
その前の冥王星@蠍座の時代(大体1984年〜1995年)は、
だんだん体調不良がはっきりと現れ始め、毎日の生活が苦しくなって動けなくなることが多かった時期。
ヨガや瞑想やヒーリング、カウンセリング、その他たくさんの療法に関心を持って実際に行いました。内面の深い世界に潜って、私を探求したのは、蠍座っぽい。
「冥王星@天秤座」
その前の冥王星@天秤座(大体1972年〜1984年)は、
私の小学校から高校時代。
優等生で、お勉強できるし、真面目で気の使える良い子で、末は博士か大臣かと、周囲から期待されて羨望を受けた時代。将来の夢に向かって、「現実的に地道に」努力していました。
外側と裏腹に、内面ではとても苦しくて、死にそうだったんですけどね。それでも、行動できたし、夢があった時代。
対外関係と評判が良かったのは、天秤座らしい。
「冥王星@乙女座」
その前の冥王星@乙女座(大体1951年〜1971年)の時代
に私は生まれたのですが、この頃の記憶はそんなにありません。幼かったし。
でも冥王星が、次の天秤座に移動する直前、『衝撃の事件』が起こり、私の人生の苦しい基盤を作ったのでした。
乙女座で、冥王星&天王星コンジャンクション世代です。私は月もコンジャンクションで、180度の6室に、土星とカイロン。キツイわ(笑)。
という具合で、私のこれまでの人生は、「冥王星がどの星座にあるか」で、明らかに雰囲気やテーマが違うのです。わかりやすい(笑)。
皆さんの人生はどうですか?はっきりわかる特徴があるでしょうか。冥王星は一つのところに長くいるので、若い方は、もう少し時間が経つと、見えてくるかもしれません。
「風と火の男性星座」&「水と土の女性星座」
私が元気だったのは、
◎ 冥王星@天秤座=「風の男性」星座
◎ 冥王星@射手座=「火の男性」星座
の、「風と火の男性」星座。
元気がなくて沈んでもがいていたのは、
◉ 冥王星@蠍座=「水の女性」星座
◉ 冥王星@山羊座=「土の女性」星座
(一応、「冥王星@乙女座」=「土の女性」星座も入れておこう)
の、「水と土の女性」星座。
違いがはっきりわかる。
でも、これは、「私の」場合なので、一般化しないでね。みんな違うから。
先日、11月20日、冥王星が水瓶座に完全に移動しましたが、水瓶座は「風の男性」星座。
さらに、すでに2020年12月から、時代は「風の時代」に入っている。これまでの女性的な「土の時代」とはまったく違う。
太陽と水星@水瓶座で、双子座の木星と綺麗にトライン、アセンダントも風の天秤座。の私は、これからの「風の時代・冥王星@水瓶座」は、本当に楽しみなのです。
それぞれの人に合った生き方
私にはとても楽しみなこれから約20年の「冥王星@水瓶座」、これから約200年の「風の時代」。
皆さんは、楽しみですか?それとも不安?
集団で、階級を作り、上の人に従い、みんなで同じことをするのが良かった『冥王星@山羊座』の時代とは違って、
『冥王星@水瓶座』は、「人はみんな違う。自分の個性を活かして生きる」ことが大切。
それを楽しみと感じるか、怖いと感じるかは、まさしく水瓶座的に人それぞれでしょう。
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でも、ご安心を。
Verseau.blogでは、それぞれの個別の事情を考えながら、どんな星回りの人にも、役立ったり参考になることを書いていきます。
(↑この文章を訂正します。詳細は下の記事をお読みください)
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「冥王星@水瓶座&風の時代」を、貴女らしく、貴女のペースで進んでいきましょう。
太陽@水瓶座。フランス滞在中にマルセイユ・タロットを学ぶ。”心と魂の錬金術” をモットーに、明るく軽やかな心と魂で生きる大人のライフスタイルを提案。マルセイユ版タロット、占星術、心理学、禅などがベース。
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