フジTV記者会見の違和感

先日、フジテレビが不祥事について10時間以上にわたるオープンな記者会見を開きました。

その内容自体、会見に出た記者たちの態度などにも、いろいろおっしゃる方がいて、話はとめどなく広がっているようです。私は、10時間もの会見をまったく見ていませんし、TVでニュースになった部分を見たくらい。

ただ、『一つだけ、異様なまでの違和感』が。。。

 

 

あの壇上にいた取締役のうち、一人でも女性がいれば(できることなら半分女性であれば)、今回の事件が、どう考えてもおかしいことに気がついたと思うのです。(女性も、おじさん化して出世している場合がありますので、必ずしもそうとは言えませんが。。)

普段TVを見ていても、政治で各党代表の集まり。とか、経済界の集まり。とか、災害対策の会議。とかなんとか、いろんな集まりがあって、『そこにどれだけ女性がいる?』と、ついつい見てしまう私。

男性だけでいろんなことを決めてきたから、しかも、決めるのは『偉い男性』たち。女性や、男性も含めて、偉くない人たちのことがわからなくなっていたんじゃないのかな。と。強く思います。「強い男性たち」がすべてを決める社会。。

この件で強く感じるのは、『ただその一点』。

 

あともう一つあった。『女性の保護のため。人権擁護の立場から』という言葉ご多用されていましたが、これは、『女性を盾にした隠れ蓑ではないか』ということです。(前のブログに、女性を盾にする一部の男性の話を書いたけど。。書き直そうかしらん。。)

 

 

以前は、家電メーカーでも、技術者が男性はかりのせいなのでしょうか。「なんでこんなところにおかしな溝がある???こんなんじゃ掃除できない!綺麗にできないじゃない!」と思うことがよくありました。

そういうの、減ってきたような気がします。

それは、開発の技術者に女性が増えたから。なのか、男性も家で、家電などの掃除をするようになったから。なのか、顧客からの意見を反映したのか。なのか、よくわかりませんが、女性や、若者や老人や、障がいのある人や、日本に住んでいる外国人や、いろんな人の視点を入れていればなんともないことが、『偉い男性たちだけで決める』ので、おかしなことになっているような気が。します。

日本だけにいると、なんとも感じないのかもしれないけれど、一旦海外に出てみると、日本の男尊女卑は『相当なもの』だと感じます。だって、アフリカ諸国並みの女性の社会進出ですもんね。世界で120位とか。G7なんですが、これは経済だけのことなのか。。人権意識は、相当低いぞ。

『この理屈』、わかりますよね。

私は、相当問題じゃないかと思っています。

女性や、男性も含めて、これまでの弱い立場の人たちの意見がちゃんと反映される社会は、きっとより楽で過ごしやすい社会じゃないかな。と、ことあるごとに思っています。

 

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