なんだか、なかなか怒りが収まらないので、「こんなことならもういっそ。」と、新聞をぱらっとめくり、天声人語を読みました。
エマニュエル・トッド氏のご著書の広告が目に入りました。
確か、カルトブログのコメントだったか。それとも朝日新聞へのコメントだったか。に、エマニュエル・トッド氏のことを書きました。
「西洋世界は敗北した。これからは、中国や日本やアジアの世界になる。」
というようなご著書の内容で、日本でも年配の男性たちに大変人気で、講演会もいっぱいらしい。
けれど、ご自身は「私の考えは、本国フランスでは時代遅れと考えらえている。日本での方が人気だ。」とおっしゃっているのを、どこかで読みました。
これについて、私は、
「フランス本国で時代遅れの考えを、日本が喜んで使うのは、まるで、日本で最先端最新型のドラム式洗濯機が使えず、二層式洗濯機を選ぶアジアの国ではないか」と、書いて送りました。
そう、朝日新聞へのコメントでした。
上野千鶴子先生に大変受けているのを感じました。
私は、トッド氏のご著書をまったく拝読していませんが、今日もタイトル『西洋の敗北』でしたか?を拝見し、
これでは、『完全に古いままの、昔ながらの西洋世界の白人男性の考え方だ。』と思いました。
あくまで『私の』考え方と、『私の考える、新しい世界』で。ですけれど。
これが、お分かりにならないなら、『完全に古い、トッド氏によると敗北したらしい、西洋白人男性優位社会の考えそのもの』だと思います。『私は』。
私が何を言わんとしているか、ご理解いただけましたら、大変光栄です。
ご著書を拝読していませんので(おそらく読んでも頭が痛くなるだけだと思いますので読みません)、確実かどうかわかりませんし、あるいは、翻訳がそういう風にしているだけかもしれませんが。
これがわからなければ、『新しい世界には、進めない』
と、『私は』考えています。
ゆっくり時間をかけてご考察いただけましたら、大変幸いです。
私は、NHKのニュースサイトが取り上げていた、ジャック・アタリ氏の方に親近感を覚えます。もちろん、ご著書は読んでいません。
使っているのは、インプレッションとイントゥーイションです。
論理的な方々に、こんな話をして、大変申し訳ありませんけれど。
あと、天声人語は、大変慌てて不安がっていらっしゃるエネルギーでした。
これからの時代がそんなにご不安ですか?
そうであるならば、もう、すでに『ご自分で』ご自身のことを、十分に語られているように感じます。
嘘偽りなく。
おそらく、この天声人語氏の元には、2011年に私の元に訪れた『内面の黒い津波』が、『これから』訪れるのでしょう。
私も、2010年の晩秋から『不安で不安で、遠くから何かが忍び寄ってきて、すべてが壊れてしまう』予感に苛まれ、ヒーリングに通い続けていましたので。おそらく同じような感覚と不安なのではないかと推察しております。
『黒い津波に流されるもの』は、流された方が、後々、前よりも良くなるので、良いと思います。
ですので。
ただ、流された直後からしばらくは相当大変だと思いますので、本当に『内面の黒い津波』がくるならば、お覚悟を持たれて臨まれるのがよろしいかと思います。
経験者は語る(笑)。
いつ『世直し』『最後の審判』がくるかは、『人によってまったく時期も、方法も、キツさも苦しみも、喜びも』全て違います。
本当に人それぞれ。
「そういうものが、ある日時に、みんなに同時に来る。と語って恐怖を煽る」のは、完全にカルトです。気をつけましょう。
人それぞれ、『殻を脱ぎ破る』時は違いますので。
時期も、経験することも、全て違う。
いつだって、『それ』がくる可能性がある。ということを忘れて浮かれていると、後が大変になるだけでしょう。
不安で仕方ないあなたのお気持ちが、すでにあなたの未来を表しているのではないでしょうか。
自分のことは、自分が一番よくわかっているはずです。あくまで『本来は』。ですけれど。
くれぐれも、お大事になさってください。
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