朝日新聞4/14 岡本太郎と反骨精神 間違いました。岡本かの子ではなく、与謝野晶子でした。訂正

先ほどの記事で、BSフジを酷評しました。

朝日新聞についても書くと書いたので、悪いこと。。と思っていらっしゃるかも。かも。(笑)

 

でも、今日の朝日新聞は清々しかったです。
朝刊をサラッと読んだだけですけれど。

『私が昔好きだった』朝日らしさ、が戻ってきているように感じています。

 

フジTVはね、もともと嫌いです(失礼。でも個人の好みです。)

朝日新聞は、もともと好きだった。若い頃から結構影響受けてきました。
でも、それが最近、なんだかとってもおかしくなって、歪んできていて、専制主義の横暴やカルトの妄想に溢れていて、めちゃくおかしくなっていたと感じたので、必死で抗議しました。

まだ、時々変なの出てますけれど(笑)、でも、基本、いっときのカルト専制主義の朝日でなければ、私は好きなはずだと思っています。

フジTVとは別レベルです。朝日。もちろん『私にとっては』。ですが。個人の好みはそれぞれですので。

 

 

今日の天声人語、スッキリ拝読できました。

関西万博にちなみ、岡本太郎氏の話でした。

 

岡本太郎氏のご著書『自分の中に毒を持て』ですが、これは、私の若かりし頃の愛読書です。

 

ちょうど、TVCM で、目をむき出して睨みながら『芸術は、爆発だ!』とおっしゃっていた頃に読んだのではないかと思います。
大変面白かったです。

『立ち止まって時間をかけて鑑賞してもらえないような、個性も何もない絵を描くつもりはない。

整って完成された美。もうどうしようもなく美しく心奪われる美に、足を止めて鑑賞するのでなくても構わない。

なんだこの醜悪?この醜さ? この意味不明さ。でも構わない。

とにかく、立ち止まってじっくり鑑賞してもらえる絵を描く。誰の気にも留まらず、誰もが通り過ぎていくだけの絵は描かない。

 

というような内容が、大変印象に残っています。

 

お母様の、岡本かの子さんにも興味を持ち、小説を読みました。

「かの子繚乱」

どなたが書かれたのだったでしょうか?記憶がない。。今、調べました。

瀬戸内寂静さんでした。

 

岡本かの子さんが、フランスに滞在なさったことも大変印象出来です。

 

こんな歌も好きです。

ああ皐月、仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟我も雛罌粟

 

 

【訂正】
間違いました、
この歌は、岡本かのこではなく、与謝野晶子でした。

素人が知ったかぶりをすると危ない(笑)

 

本当に、フランスでは、野に真っ赤なヒナゲシが咲いているのを、空港に向かうシャトルバスの中から見ました。
とても美しい光景。

これを見た時、歌った本人も、同じ風景、いえ、もっともっと赤いひなげしが大量に咲き乱れている風景を見たんだろうなぁ。と思いました。

ケンゾーの香水にも、真っ赤なひなげしをあしらったものがありました。
とっても仏蘭西的だと思います。

高田賢三さんも、この歌にインスピレーションを受けたのでしょうか??ひょっとして。今思いました。

日本人のひなげしのイメージ??

 

岡本太郎さんの絵は、嫌いなんですけれど(笑)。

大変嫌いです。

太陽の塔の内部には入ったことがありませんが、あの内部のグロテスクさも大変苦手です。

それでも、岡本太郎さんの狙いには、完全にハマっています。『なんて嫌な作品なんだ!』と、立ち止まって注目してしまう(笑)

アート作品は好きではありませんが、ご著書は大変面白かったです。あのCMも。

 

 

大阪人の本質は、反権力。という作家の方のお話も面白かったです。

私は大阪生まれではないし、大阪に血縁があるわけでもありませんが、以前は大阪の反骨精神のようなものを感じていました。

でも、最近は、大阪人も権力に迎合して大人しくなっているように感じます。あまり反骨精神を感じない。。
楽しければ、豊かならいい。東京に行って一儲けしてうだつをあげよう。みたいな風潮が大きくなっているように感じます。

 

私がとても面白いと思う大阪人のエピソードは、WW2の戦場での話

戦場で、上官が「突撃〜!!」と号令を出すと、誰もが大変な恐怖に駆られながらも、「わぁ〜〜〜!!」っと、真剣に自ら突撃していく。

でも、大阪人は、「突撃〜〜!!」の号令に、「わぁ〜〜〜!!!」と叫びながら、『弾になんか当たって、死んでたまるかいな!』と、他の県から来ている真面目で素直な兵士たちの影に隠れながら、突撃しているふりをして、弾を避けながら突撃していく。

です。

 

めちゃくずるいです。(笑)

卑怯極まりない、人間と間思えない、悪いやつらです。他府県の真面目な方々に申し訳ないにも程がある。

 

でも、戦争なんていう国が仕掛けて、国民の命を踏み躙る場所で、『こんなところで、アホで惨めな死に方してたまるか!』という思いで行動する、その反骨の気風が面白い。

と思います。

今は、そんな感じてもなくなってきたように感じています。

 

朝日新聞は、大阪本社ですよね。

大阪で生まれた。

その反骨の精神を、ぜひ持ち続けていただきたいと思っています。

 

エネルギーが来て熱くなったので、間違いに気がつきました。
皆さんありがとうございます。

でもやっぱり『下書きの時』に熱くなったので、下書き読んでるよね〜〜。と思うわ(笑)

 

コメント

この記事へのコメントはありません。

Calender
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
PAGE TOP
error: Content is protected !!